評議員選挙は2001年12月10日に投票が締切られました.選挙管理委員会で集計の結果,次の方々が2002年度評議員に選任されましたのでお知らせいたします.
支 部 [北 海 道] 中村 玄 竹ヶ原裕元 [東 北] 雪江明彦 舘岡 淳 [関 東] 中村 周 中村 憲 阪本邦夫 松縄 規 西沢清子 柴田良弘 [中 部] 東川和夫 山本和広 中西敏浩 [京 都] 河野 明 宮武貞夫 四ツ谷晶二 [阪 神] 片山良一 林 仲夫 浅芝秀人 [中国・四国] 盛田健彦 加藤和久 久田見 守 [九 州] 山田光太郎 坪井昭二 吉田 守 分 科 会 [数学基礎論] 宮元忠敏 古森雄一 [代 数 学] 伊吹山知義 宮岡洋一 [幾 何 学] 宮岡礼子 山口佳三 [函 数 論] 吉田英信 古島幹雄 [函数方程式論]村田 實 宮川鉄朗 [実函数論] 佐藤圓治 小林良和 [函数解析学] 磯崎 洋 泉池敬司 [統計数学] 富崎松代 安田正実 [応用数学] 友枝謙二 岡本 久 [トポロジー] 枡田幹也 坪井 俊 編 集 会 河野俊丈 望月 清 理事会推薦 織田孝幸 酒井文雄 前田吉昭
(理事長記)
代議員選挙は2002年2月5日に投票が締切られました.選挙管理委員会での集計の結果,次の方々が2002年度代議員に選任されましたのでお知らせいたします.
北海道 新井朝雄 吉田知行 東 北 小薗英雄 小島久祉 三上健太郎 関 東 舟木直久 片岡清臣 林 修平 平地健吾 塚田和美 酒井 良 三町勝久 落合啓之 保科隆雄 石村隆一 関川浩永 大野修一 牛島照夫 大塚富美子 高野清治 平野勝臣 村崎武明 江川嘉美 菊池紀夫 太田雅己 大春慎之助 渡辺敬一 中 部 伊藤達郎 二宮 晏 石谷 寛 畑田一幸 土田哲生 金光三男 谷川好男 京 都 木上 淳 斉藤 裕 成木勇夫 松本和一郎 阪 神 浅野考平 山崎 正 八木厚志 森杉 馨 谷口和夫 渡辺 孝 中国・四国 古用哲夫 橋本一夫 堀田良之 田村英男 長町重昭 九 州 風間英明 佐藤栄一 金子譲一 辻川 亨 山田直記
(理事長記)
定款に基づき2002年度通常総会を下記の通り,開催しますのでお知らせ致します.
記
なお,総会は役員,評議員,代議員により,構成されますが,一般会員も総会に出席して意見を述べることができます. (理事長記)
2001年12月23日14時から24日13時まで,湘南国際村センターにおいて主に高校生を対象とした第7回湘南数学セミナーを開催しました.講師は東大数理の新井仁之氏で,「ルベーグ積分と面積0の不思議な図形たち」というテーマのもとに中学生・高校生・その他をあわせ24名が集まりました.セミナーの内容は大学3・4年生で触れるような高度なものでしたが,新井氏の丁寧な説明に,ほとんどすべての参加者から「面白く分かりやすかった」という感想が聞かれ,大成功でした.
ひき続き24日14時から同会場で一般向けの現代数学入門市民講座を開催しました.講師はお茶の水女大理の真島秀行氏で,「虹に見える漸近解析」をテーマに日常的な対象に対する数理解析を語るものでしたが,最初の3分の2は数式をなくし残りで相当深い数学に入り込むという意欲的な組み立ての講演に,110余名の聴衆のほとんどが深い感慨をえたようです.聴衆の中に専門家が相当数いた点が今回の特徴ですが,真島氏の講演のアレンジはまったく適切でした.
開催にあたりまして,講師およびセミナーのチュータの皆様のご尽力に深く感謝申し上げます. (湘南数学セミナー担当 小島定吉記)
2004年4月から2005年3月の間に行われる第13回日本数学会国際研究集会のテーマを公募します.本号に公募要領や,公募用紙がありますので奮ってご応募ください.なお,12回までのテーマ等については,数学会のホームページ http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj6/ の学術委員会のページに記してありますので参考にしてください. (学術委員長 齋藤政彦記)
数学通信6巻1号で,平成13年度の科学研究費補助金の審査について報告しました.ここでは,今年度から設けられた新しい研究種目である基盤研究(S)の審査について簡単に報告します.基盤研究(S)の審査は,基盤研究(A)の審査とほとんど同様に行われます.具体的には,委員6名による書面による第一段審査と,それを基にした合議による第二段審査が行われます.ただし,第二段審査は従来の研究種目の場合は理学全般を扱う小委員会で行われるのに対し,基盤研究(S)は下記の四つの小委員会のうちの物理系小委員会で審査される点が大きく異なります.この小委員会は,理学,工学,情報,農学,医学等で物理に近い分野からの申請を審査します.
初年度の採択状況の概略を記すと,以下のようになります.
基盤研究(S)申請件数総計 2091件 内訳 人文・社会系小委員会 115件 物理系小委員会 592件 化学系小委員会 365件 生物系小委員会 1019件
予算額との関係と,基盤研究(S)は極めて高い充足率を目指すということから採択率の目安は約3%ということでした.したがって,物理系では592件からおよそ18件が採択可能ということでした.物理系の各分野のうち数学が属する理学の申請件数は130件,そのうち数学の申請件数は27件でした.
数学27件の内訳はつぎの通りです.
301 4 302 2 304 14 305 4 306 3
数学からは,採択率の目安をやや上回る1件が採択されました.来年度からは,従来の研究種目に加えて基盤研究(S)についても説得力のある計画を積極的に申請することが望ましいと思われます. (科研費問題専門委員 森田茂之記)
1999年11月6日に日本数学会と日本応用数理学会の間で理事の懇談会が持たれ,互いに関係の深い両学会が今後とも連絡を取り合い協力しあって行くことが確認されました.その一環として,学会の折に相互に招待講演を行うことにいたしました.明治大学の年会企画特別講演で,日本応用数理学会からの推薦による第3回目の招待講演が行われます. (理事長記)
下記の要領で第7回建部賢弘賞の推薦募集を行います.
日本数学会賞建部賢弘賞は1999年度より2部門の賞となりました.また2002年度奨励賞について応募要領に変更(IIの2,3太字部分)がありますので御注意下さい.
(1) 第32巻が出版されました.
(2) 第33巻が出版予定です.(春の学会の時にはお手元に届くと思います.)
(3) なお,ASPM第34巻の原稿が日本数学会に届いているので,理事会の承認を得次第,出版に向かう予定です.
(4) ASPMの各巻を個人で購入される場合,すなわち,科研費,校費などによらない場合, 40%の割り引きが可能です.詳しくは日本 数学会に直接御連絡下さい.
(5) ASPMの出版体制の変更(紀伊國屋を通さず日本数学会で直接出版するようになったこ となど)により,またASPMを財政的により安定させるために,また理事会からの種々の要望も考慮して,ASPMの出版方式に次のような変更を行うことが昨年秋の学会時にASPM委員会で決まりました.
(6) 次の出版計画を今年度のASPM委員会で承認しました.
(ASPM編集委員長 坂内英一記)
MSJ Memoirs,数学メモアールの会員価格での購入申し込みは直接数学会へ郵便振替で,口座番号:00150-1-179048 通信欄に購入希望の冊子名と会員番号を添えて下さい.(会員名簿とじ込みの払込票を利用されても結構です.)
MSJ Memoirs(欧文): vol.1 会員割引価格 2,410円 vol.2 会員割引価格 3,385円 vol.3 会員割引価格 1,260円 vol.4 会員割引価格 1,360円 vol.5 会員割引価格 1,780円 vol.6 会員割引価格 2,410円 vol.7 会員割引価格 2,410円 vol.8 会員割引価格 1,027円 vol.9 会員割引価格 1,307円 vol.10 会員割引価格 1,622円 vol.11 会員割引価格 1,570円 数学メモアール(日本語): 第1巻 会員割引価格 1,360円 第2巻 会員割引価格 2,357円 いずれも,消費税・送料を含んでいます.
昨年9月以降理数系学会教育問題連絡会が
9月25日(火)17:30−20:00
11月27日(火)18:00−20:30
1月22日(火)18:00−20:30
のように3回東京大学数理科学研究科の会議室で行われた.主要議題は「教科書検定に関する意見書について」である.
「ゆとり」を持ちながら自ら学び自ら考える力などの「生きる力」を育成することを基本的なねらいとして新しい学習指導要領が小・中学校で平成14年度から本格実施される.
この新指導要領に基づく新しい教科書の検定が行われたが,この検定では国際的な問題となっている歴史教科書に限らず,数学,理科に於いても大きな問題を引き起こしている.
学習指導要領は最低限を示したものであるという文部科学省の表明にもかかわらず,教科書検定では指導要領に示されていない範囲に及ぶ内容は一切入れられないという厳しい基準が適用されるなど,“豊かな教科書を”という我々の希望に反する多くの問題点が指摘されている.連絡会では,このまま見過ごすことは将来に大きな禍根を残す事になるということで意見の一致を見,問題点の指摘,整理を行って今回の教科書検定に関する意見書を発表することにした.
1月の連絡会で意見書のたたき台に対する意見交換がなされ,それをもとに次回3月の連絡会で最終案を決め,発表する予定になっている.
新指導要領とそれに基づく教科書検定に対し,以下のような取り組みが各学会でなされている.
日本物理学会:学会誌に新学習指導要領,教科書検定の問題点と題する論文の発表,応用物理学会:学習院大学での「科学教育の現状と問題点」に関する特別シンポジウムの開催(‘01年9月),日本化学会:雑誌「化学」での科学教育の刷新、検定の問題点等についての論文掲載,学会年会での化学教育フォーラム「21世紀の理科教育」開催予定(‘02年3月,早稲田大学),生物科学学会連合:シンポジウム「日本の理科教育があぶない・パート4」の開催(‘02年1月,東大)
最後の東大でのシンポジウムで国立大学の会場使用料の値上げ問題が持ち上がった.財務省の方針で会場使用料が10倍にもなる可能性がある.一般貸し出しと大学本来の任務である教育,研究活動に関連する貸し出しとを区別するように各学会からも訴えていく必要があると思われる.
(教育担当理事 望月清記)
数学会のホームページのURLが http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj6/ に変更されましたので,お知らせ致します.
国際数学者会議 ICM 2002は2002年8月20日〜28日北京で行われます.ICM 2002の情報はホームページで公開されていますのでそれをご覧下さい.
ICM 2002のURLはwww.icm2002.org.cnです.
ご参考までにICM 2002の中国事務局の連絡先,申込み期限,2nd アナウンスメントの請求のための様式を30-31頁に掲載しておきます.
なお,この度は数学会事務局に,資料は何も送られてきておりません.
日本数学会では1992年度から数学会通信(公募ニュース,来日数学者,お知らせ等)を年6,7回発行し,数学系の諸機関に送付しております. 2002年度4月分から数学会通信を個人宛に送付ご希望の方は下記の要領でお申し込み下さい.1年につき1,500円の費用のご負担をお願いします.
なお,数学会通信の内容(公募ニュース等)については,雑誌「数学通信」の誌面でも取りあげておりますが, 2002年度の雑誌「数学通信」発行は4回の予定です.
記
申込期限:2002年3月29日(金)
郵便振込先:00150-1-179048 社団法人 日本数学会
(名簿綴じ込みの郵便振替用紙で,通信欄に,数学会通信2002年度分と明記下さい)
日頃は会費の払い込みにご協力頂きまして,
ありがとうございます.
この度も,下記の通り宜しくお願い致します.
記
* 次年度前期会費を未払いの方は,3月末 日までにお払い込み下さい.(数学会では前払い制をとっております.)
* 今年度の後期会費を未払いの方は,至急 お払い込み下さい.
◆ ご送金にあたりましては,会員名簿とじ 込みの会費払込票をご使用下さい.また,郵便局備え付けの振替用紙ご使用の場合には,振替口座 00150-1-179048 社団法人 日本数学会を記入し,さらに必ず会員番号のご記入もお願い致します.
◆ 学割扱いをご希望の方は,送金毎に必ず,
在学証明書をお送り下さい.
◆ 高齢会費をご希望の方は生年月日をご記入の上,書面にてお申し出てください.
最初の一度だけで結構です.
2001年度後期会費 9,000円 学割・高齢(70歳以上)6,000円 2002年度前期会費 9,000円 学割・高齢(70歳以上)6,000円